当院は基本予約制ではありませんが、この検査に関しては午前8時からの予約制とさせて頂いておりますので前もって予約をお願いしております。

耐えられないくらいお腹が痛いと言った緊急性が高い場合や残尿測定、状況次第では予約がなくても検査可能です。

検査方法は基本的には朝食を摂取せず受診して頂き、腹部、背部を十分に出して仰向けに横になって頂きます。ゼリーを体の表面に塗り、お腹で深呼吸・息止めをして頂きながらプローベと呼ばれる機械を当てて検査をしていきます。おおよそ15分ほどで基本的には痛みはございませんが、疾患によっては痛みが出ることもあります。

残尿測定の場合、排尿前の膀胱の容積をエコーで計算、その後排尿してもらい排尿後の膀胱の容積を計算し、残尿の有無を判断します。

ただし肥満があり内臓脂肪が多い、ガスや便が多いなど、超音波が通りにくい場合観察は不十分になります。膵臓、子宮に関しても評価が難しい場合もあります。胃や腸は超音波で評価ができないことのほうが多いです。このような状況では必要に応じて検査機関にCTや内視鏡検査、MRIなどを依頼することもあります。

みぞおちや背中・右のわき腹が痛む、急激な体重変化、肝障害、脂質異常症や糖尿病、ウイルス性肝炎、排尿障害などある方には腹部エコー検査をお勧めしております。まずはお気軽にご相談下さい。